この記事でわかること
- 2017年「希望の党ショック」から48時間で生まれた政党の誕生秘話
- 民主党→民進党→立憲民主党という野党分裂の連鎖をたどる
- 連合(労働組合)との関係が野党一本化を難しくする理由
概要
立憲民主党(りっけんみんしゅとう、英: The Constitutional Democratic Party of Japan、略称: CDP)は、日本の政党。立憲民主主義の理念を掲げている。
党規約による公式略称は「民主党」。マスメディアでは「立憲民主」、「立憲」、「立民」など。1字表記の際は「立」と表記される。
2026年1月16日、第51回衆議院議員総選挙を前に、所属衆議院議員の多くが公明党衆議院議員とともに中道改革連合(ちゅうどうかいかくれんごう)を結成し、合流した。
成り立ち・背景
2020年(令和2年)9月15日、かつての民進党の流れを汲む国会議員らが、旧・立憲民主党(旧立憲)を中心に、旧・国民民主党(旧国民)の大部分や、社会保障を立て直す国民会議、無所属フォーラムなどから合流することで結成された国政政党。
同年9月10日に新党代表・党名選挙が行われ、元内閣官房長官で旧立憲の代表であった枝野幸男が初代代表に選出されるとともに、党名も『立憲民主党』に決定した。
旧立憲とは同一の名称およびロゴマークを使用するが、法令上は新規に設立された別の政党。
2021年(令和3年)11月30日、枝野の代表辞任に伴う新代表選挙が行われ、元内閣府大臣政務官で党の政務調査会長であった泉健太が選出されて第2代代表となった。
2024年(令和6年)9月23日、泉健太の任期満了に伴う代表選挙が行われ、元内閣総理大臣で党の最高顧問を務めていた野田佳彦が選出されて第3代代表に就任した。
2026年(令和8年)1月16日、公明党とともに新党『中道改革連合』の結成を宣言した。
同年1月23日、野田佳彦の離党に伴い、元内閣総理大臣補佐官で党の参議院議員会長を務めていた水岡俊一が第4代代表に就任した。
本党は綱領において自らを「立憲主義と熟議を重んずる民主政治を守り育て、人間の命とくらしを守る、国民が主役の政党」とし、続いて自由と多様性の尊重、共生社会の創造、国際協調、未来への責任を果たすことを基本理念に掲げる。
結成当初はリベラル政党という評価が多かった。一方、対等合併した前身政党の1つである旧国民民主系の党員には保守派が多く、また初代代表の枝野幸男も自らを「保守本流」「保守リベラル」と標榜している。
第2代代表の泉健太は「中道」や「中道保守」とたびたび評される。
第3代代表の野田佳彦は中道・中道保守シフト路線と評されている。
2017年の第48回衆議院議員総選挙をきっかけに分裂した民進党はその後、旧・立憲民主党、旧・国民民主党およびいずれの党にも所属しない旧民進党系無所属議員グループに分かれた。
関連項目
Politype的視点
2017年の「排除します」発言から48時間で生まれた政党。「消去法で選ばれる野党第一党」という構造的な弱さを抱えながら、どう支持基盤を築けるかが問われ続けている。連合との関係・日教組との距離感・国民民主党との協力と対立を追うと、野党再編がなぜ進まないかが立体的に見えてくる。